遊就館を出て靖国神社の出口の方へ向かうと、テレビの報道などでよく目にする木製無垢の鳥居がある。いかにも靖国という感じの鳥居だ。
その向こう側には山門があって、大きな金色の菊の御紋がふたつ付いている。
菊の御紋は天皇家の紋章だった筈で、ちょっと複雑な気持ちになる。日本国の英霊を祀る神社で、日本の国の為に戦って亡くなった戦士たちの為の神社である。日本国イコール天皇家という感じだ。しかし憲法では天皇は日本国の象徴とされているので、それでいいのかもしれない。
門の外側には日本各地から奉納されたお神酒の樽が積み上げられていて、壮観な眺めだ。