遊就館という建物は靖国神社に付随する戦争記念館とでもいったらいいような博物館のような建物だった。
一番目立つのは入り口を入ってすぐのホールに陳列されているゼロ戦の本物だ。ゼロ戦の実物を見るのは初めてではなかった気がする。米国ワシントンのスミソニアン博物館で見たのが最初だったかもしれない。しかし実物を前にすると妙な高揚感がある。
もうひとつ見応えあるのがその傍にある蒸気機関車C56だ。ビルマ戦線で実際に使われていたものを払い受けたものらしい。映画「戦場に架ける橋」を彷彿させる迫力のあるものだ。
この日は日本刀の特別展示があって名刀の展示の他、製作工程の子細な説明が興味深かった。日本刀が砂鉄で出来ていることを初めて知った。
また日本全国の神社の絵馬が何故か展示されているのも面白い。