ユースホステル跡地のある脇道から再び相模湖への道に戻り、最後の峠の坂を登る。頂上の鬱蒼とした森の奥に確かあった筈と思えたモーテルは見当たらず何時の間にか無くなってしまったようだった。
少し坂を下ると古い民家を改造したような大きな蕎麦屋があり、後で地図をみると、昔の関所跡のようだった。更に下った道の反対側には記憶にはないモーテルの大きな建物が見えた。この辺りから湖が見え隠れしながら下っていける。
坂をほぼ折りきった辺りから自転車道のような歩道のような石畳の小路が車道の脇に付いている。一旦は車道を走り始めたが思い返して柵越えで歩道のほうへ入り、景色を眺めながらゆっくり走ることにした。