駒井邸を出てバスに乗るのに少し歩いて京都造形美術大前まで行く。折角なので白川通りに面した急な階段を昇ってキャンパス内も軽く見学してみることにした。
まず岡倉天心の金色の像が出迎えてくれる。ホールにはミケランジェロの作品のレプリカと思われるものが展示してある。フィレンツェのメディチ家霊廟で観た覚えがあるものだ。
丁度「百年の愚行展」という写真展をやっていたのだが、開場までまだ時間があり開いてなかった。息子との待合せもあったのでパンフレットだけ貰って出ることにする。
京都駅方面行きのバスを待ったのだが時間になっても一向にやって来る気配がない。暫く待っていて、実は造形美術大前のバス停は目的地毎に三つの停留所に分かれていたことが後になって判明した。それでも何とか銀閣寺道へ向かうバスに乗ることが出来た。