最終日の午後の残り時間は歩き疲れたので京都市内を周回するバスに乗って過ごすことにする。途中、修学旅行らしい中学生男子が三人ほど乗って来て、七条付近を東山三条辺りかなと頓珍漢な事を言ってみたり、烏丸を「とりまる、とりまる」と叫んでいて思わず吹き出しそうになる。
東山の途中で降りて清水焼の陶芸専門店へ立ち寄ってみるが高いばかりであまり気にいったのがない。そこで泉涌寺に行った時に帰り掛けに小さな専門店に寄ったことを思い出し、再度行ってみることにする。今度はじっくり選んで同じ柄の妻は茶碗、私は珈琲カップを買ってゆくことにする。
