話が少し前後するのだが、伊香保に親子三代で旅行した少し前に会社の同僚たちと伊豆白田海岸近くにある関係会社の保養荘に一泊旅行をしている。
伊豆白田海岸というと、伊豆の中でもそれほど有名な観光地という訳でもないのに不思議と縁がある。少し前に長女が生まれてすぐ稲取の民宿に泊りにきた話を書いたが、その半年後に稲取から割と近くの白田海岸の民宿に出掛けた話を少し書いた。実は大学生の時にもこの地を訪れている。大学時代に所属していた音楽サークルの夏の合宿直後、同じサークル内の先輩に誘われて男女十人ほどで先輩の知り合いの大工さんから客への明け渡しの前に一泊だけ使わせて貰ったことを書いている。それがこの白田海岸からほどちかい山の上の別荘だった。今年の１月１１日、１２日の記事だ。
そして伊香保旅行の直前に訪れた関係会社の保養荘というのがまさに同じ白田海岸の駅、片瀬白田から少し歩いて山に登っていく別荘街の一つだったのだ。駅に着いて地図を頼りに道を登り始めて不思議なデジャブ感覚に襲われ、大学二年の時に先輩に誘われて訪れた別荘街のまさしく同じ場所であることに気づいたのだった。
