norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

軽トラックの盲点

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 昨日も無事1万歩を超え、西出雲から出雲神西(いずもじんざい)と過ぎて江南というところまで到達した。

 

 軽トラックをマイカーとするようになって、それまでには思ってもいなかった不思議な体験をしている。

 一つ目は箱根をドライブして、ポーラ美術館を訪れた時だった。休みの日だったので、結構混んでいて駐車場では車が列を作って並んでいた。私もその最後尾に並んだのだが、駐車場の案内をしていた警備員が近寄ってきて、列の横を通って、裏に廻っていいからというのだ。最初、何を言っているのか判らずぽかんとしていたのだが、警備員は出入りの業者と思ったらしい事に気づいたのだった。「あ、私も客なので・・・。」そう言って、列に並び続けたのだった。

 

 もう一つは米軍基地の傍で行われた某組合の集会に動員されて参加する妻を軽トラで送迎した時のことだ。右翼の妨害も予想されていて、道路の角という角に警官は二人ずつぐらい待機して不審者の警戒をしていたのだ。困ったことになったと思った。1時間ぐらいで済むというので、近くの空き地にでも駐めて待っていようと思っていたからだ。妻を集会場から少し離れたところで降ろしてから小さい路地を入って日陰に軽トラを停めてみた。少し離れた所に警官が二人立っているのが見えた。何時、こちらにやって来るかと冷や冷やしていたのだが、一向にやってくる気配がなかった。そこで初めて軽トラという物が外からどういう風に見えているのか判ったのだ。つまり存在が殆ど感じられない存在なのだ。殆ど風景に溶け込んでしまっていて、路上駐車していても極当たり前の普通の風景の一部にしか見えないようなのだと気づいたのだ。