昨日は外出をしていて、炎天下の中だったがかなりの距離を歩いた。歩数にして21000歩を超え、距離にして18kmを稼いだ。
鹿児島本線上では折尾から出発して、水巻、遠賀川、海老津、教育大前、赤間と過ぎ、次の東郷のちょっと手前までやってきた。
水巻、遠賀川、海老津といった辺りは、路線のない海際の芦屋航空基地の最寄駅になる。ここの画像は今年の3月10日に紹介している。この場所に嘗ては米国駐留軍の司令部があった。いわゆるヘッドクォーターだ。地勢学的にみて、第二次大戦後、朝鮮戦争の前後にはきわめて重要な位置にあったと思われる。しかし、南北朝鮮が休戦を迎えて長くなるにつれ、米軍の再編が行われ、司令部は関東の神奈川県座間市にあったキャンプ座間へ移ることになる。これが我が家の北九州から関東地区への引越の要因となった。
駐留軍基地ではオープンデーというのがあって、当時父親の勤務地であった芦屋基地でも行われて、家族でピクニックのような形で訪れている。前回紹介した落下傘部隊の輸送機もその時の写真だ。
今回の写真は司令部のあった建物の正面玄関前のようである。これみよがしに大砲が飾られている。
朝鮮戦争を描いた風刺映画「マッシュ」。確か、Mobile Army Surgical Hospital(陸軍野戦病院)の頭文字を取ったものだった筈だ。この映画の中で、休暇を採った兵士が日本に遊びにやってきてゴルフなどをするシーンがある。休暇を採った兵隊たちは、まずここ、芦屋基地を経由して日本に入ってきたのだろう。