リアル京都旅行で丸三日、家を空けることとなってブログもお休みになってしまった。
今回の京都では、このブログの過去の話題に関して取材ネタを二つ拾った。
北野天満宮は菅原道真を祀った神社だ。「このたびは幣も取りあえず・・・」とか「東風吹かばにほいおこせよ・・・」の道真だ。実際、境内に東風(こち)と呼ばれる樹齢600年の大けやきがあって、その地から大宰府へ向けて東風を送り続けていると説明書きがあった。
ここの境内で毎月25日に縁日が開かれる。縁日には終日、ガラクタ市のようなものが境内中に開かれている。そんな中で見つけたのがこれだ。
数日前に紹介した渚ゆう子の京都の恋。ドーナッツ盤シングルレコードとして古レコードの束の中から出てきた。いまだに渚ゆう子は京都に息づいているのかという思いと、こんなところに埋もれてしまったのかという思いとで複雑だ。
もうひとつのネタは中山道に出立して五日目に話題にした清水潔氏による桶川ストーカー殺人事件~遺言。少し前に図書館で入手して、この京都行の往復で読み切った。
足利事件を扱った前回紹介の殺人犯はそこにいると同様、読んでいて戦慄を覚える。こんなことが現実の出来事であっていいのだろうか。
私自身が棲んでいるK県、A市のK県警A警察署。私自身に関わる過去の出来事で私には全く信用が出来ない。しかし、そんなのは生易しいものだと清水潔氏のこれら二冊で思い知らされる。