雨があがったら、桜が花開き始めた。もう待ちきれなかったとでもいいたいように。河原町の大通りから三条大橋の掛かっている鴨川のほうへ向かうと、その手前に小さな川とそれに似合わせたかのような細い路地がある。高瀬川と木屋町通りだ。
高瀬川と言えば、森鴎外の高瀬舟を思い出すが、ストーリーははて、どんなだったか。可哀想な姉と弟が別れ別れになる話だったか・・・。と、思ったらそれは安寿と厨子王の山椒大夫だった。同じ鴎外が書いているので、頭の中でごっちゃになっているようだ。
今回もベンチャーズと渚ゆう子の名曲を紹介したい。京都慕情である。
あの人の姿・・・高瀬川・・・
(著作権侵害の可能性がある為、一部削除しました)