昨日は一万6千歩超えで、距離にして14km。貴生川から石部というところまでやってきた。この辺りはずっと甲賀の里である。
子供の頃から甲賀、伊賀というのは関東対関西、あるいは江戸対大阪ぐらいの忍者間の勢力争いなのかと思っていた。しかし今地図で見てみると、伊賀と甲賀は意外なほど近い。伊賀のほうは柘植から関西本線に乗ったまま南へ少し下ったところ。甲賀は柘植から草津線で駅としては二つ目だ。20kmと離れていないようだ。
忍者は子供の頃の漫画誌を毎号のように飾っていた。猿飛佐助、霧隠才蔵、服部半蔵。忍者ではなかったかもしれないが、真田雪村、由比正雪などという名前もよくでてきた。忍者というのは何時から子供の心から廃れてしまったのだろう。外国人にばかり持て囃されるというのも不思議なことだ。