シンガポールの海外便発着所を夜8時に出発して、約1時間でビンタン島の波止場へ到着する。そこからはホテルの送迎バスで30分ほど揺られてホテルに到着。今回のホテルはホテル・セドナ・ビンタン・ラグーンという名前。名前通り環礁の上に作られたホテルで海のすぐ傍だった。
チェックインをしている時に、ロビーの時計を見てあれっと思う。8時にシンガポールを出て1時間船に乗り、その後30分バスに乗ったのだから9時半の筈なのに、8時半と表示されている。しかもシンガポールの港から船は東に向かった筈だ。時差があるにしても時計はシンガポールより進んでいる筈だ。
あとで調べてみて、ビンタン島はシンガポールより1時間遅い時差があることが発覚する。不思議に思ったのだが、ビンタン島は東西に広く広がった島々で出来たインドネシアに属する。あまりに東西に広いので、国の中では3種類の時差が使われているそうで、ビンタン島は一番西側の時差が使われている。それなので、より西側にあるシンガポールより1時間遅い時間が使われているのだという。