norimakihayateの日記

現在は私の海外史に特化して記しています。私的な意見ははやてのHomePageへ書いています

夕映えの貯水地

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 昨日は江部乙から出発して滝川を過ぎ、砂川までやってきた。

 

 前にも書いたが、中学に上がって美術部に入ったのだが、一日しか部活に参加せず、たったの一枚の油絵しか出品していない。秋の文化祭の前である。出品したのかもはっきりと記憶にはないが、おそらく担任が美術部の顧問だったので、出しておくように言われたのだろう。

 

 一時、眩しいものを描くのに嵌っていたことがある。光をうまく描きたかったのだ。習作として夕陽を背にこちらに向かってくるヨットのシルエットという題材で描いてみた。どうしたら眩しい太陽を表現出来るかを研究していたのだ。

 その習作が割とうまくいったので、いつも中学から帰る道の途中にある水源地というのか、貯水地とでもいうのか台形の丘みたいな所を描いてみた。その町の水源地は別の場所にあって、そこは町にあった米国駐留軍専用のものだった。廻りは鉄条網付きの金網で囲われ、小銃を持ったMPと呼ばれた軍の警官が警備をしているような場所だった。帰りには夕暮れ時になることがあって、ちょうどその貯水地に日が沈むのだった。夕暮れ時、空が赤く燃え始め、丘が徐々にシルエットになっていく頃を表現して絵にしてみたのだ。

 その絵は多分、部室である美術準備室に放っておいたのを、部員の女子の誰かが文化祭に向けて代わりに飾っておいてくれたらしかった。

 文化祭が終わった後、その絵は県の何かの会に出品されたらしく、後日、賞の代りのスケッチブックを貰った。まあ、参加賞のようなものだったかもしれない。その絵は何処へいったのか、自分の元へは帰ってこなかった。