10月は美術展に行くことが多いのだが、この年の10月には上野の西洋美術館にウィンスロップ展というのを見に行っている。中世の聖書を題材にした絵が多かったのだが、中でも「サロメとヨハネの生首」というのが夢に出てきそうなほど怖ろし気な絵で印象に残った。
その後、娘の希望で神田の古書店街をぶらつき、妻の希望で広尾にあるインド衣装店に行くことになったのだが、息子はカードゲームが買いたいというので妻と娘がサリーなどのインド衣装を見ている間、二人で恵比寿の方へ歩いて行ってみる。
恵比寿は電車では何度も通過したことがあったが駅周辺を歩くというのは初めてだった。結局息子が希望したゲームの店は見つからず、ガーデンプレイスを巡っただけで終わってしまった。