norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

西門 紅楼

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 台北五日目の午後はホテルで少し休んでから日が翳って涼しくなってきた頃を見計らって、西門(ジーモン)へ散策に行くことにする。地図をみると、ホテルのある場所からそんなに遠くなさそうなので歩いてゆくことにする。

 西門は三年前の2010年の台湾旅行でも訪れているが、電影街という日本で言えば秋葉原のようなオタクが集まる場所がある。今回目指したのは電影街ではなく、紅楼という歴史的な建物だ。

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 紅楼は20世紀初頭に大衆向けの市場として建てられたものらしく、辰野金吾の作品を彷彿させるような赤煉瓦造りの建物は、やはり日本人の設計によるものだった。

 中で貰ったパンフレットの一部を掲載してみる。

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弁当屋 好味港式快餐

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 午前中、油化街を散々散策した後、MRTで双連から台北車站に戻り、ホテルまでの途中にある弁当屋、好味港式快餐という店で食材を仕入れてホテルの部屋で食べることにする。この弁当屋はガイドブックにも載るぐらい有名店だったらしく、買い求めるのに散々並ばされた。英語がなかなか通じなかったのだが、後で日本語のほうが通じやすかったことが判る。

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 店頭で吊るされていた赤い色のソーセージがいかにも美味しそうで、これと豆腐の入った弁当と、妻がどうしてもというので豚足を煮たものを仕入れる。

 後はコンビニで缶ビールを買ってきて部屋でゆっくり堪能する。

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油化街 乾物屋 黄長生乾物

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 油化街のお茶専門店で中国流のお茶の淹れ方でお茶を呑ませて貰った後、その前に冷やかしで寄った乾物店で少し食材を仕入れていく。

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 黄長生乾物という名の店で、我々が買い求めたのは干し蝦数種類だが、ここはさながら小学校の理科室の標本棚という感じだった。

 イボイボがあるのはおそらくナマコの一種だと思う。

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 圧巻はタツノオトシゴの干した物だ。中国人は机以外の四足の物は何でも食べるとは聞いていたが、まさかタツノオトシゴまで食べるとは思いもしなかった。

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油化街のお茶専門店 泰味茶苑

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 油化街の乾物屋街を暫く進むと、古い土蔵のような建物がある。何だろうと近づいてみるとお茶の専門店だった。土蔵を改造したらしい店で、薄暗い棚には烏龍茶らしきものが幾つも並べられている。

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 娘は買う気満々で若旦那のような店主と話しているうちにお茶を淹れて貰うことになったようだ。

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 九扮の茶房で淹れて貰ったような感じで、ポットから急須に熱湯を注ぐと幾つもある専門容器にお茶を移し換えてゆく。我々夫婦もお茶を淹れて貰って、ひんやりとして涼しい土蔵の中でお茶を呑みながら少し休んでいくことにした。

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油化街 乾物屋街

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 双連の天主堂を出て暫く行くといよいよ油化街に出る。ここは古い石造りの二階家の店にアーケードが付いた商店街で、乾物屋とお茶関連の店が何店も軒を連ねている。

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 台湾では他の市場などでも幾つか乾物屋は覗いているが、ここの乾物はかなりマニアックだ。とんでもない量のナマコの干したものなどが山のように積まれている。

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 ここでは、さすがにナマコは買わなかったが、干し蝦を数種類買い求めたように思う。

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双連 天主堂

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 ミッションスクール、静修女中からまた暫く歩くと大きな教会の前に出た。門の上には天主堂と書かれていて、ちょうど日曜だったせいで、中では礼拝が行われていた。入口に聖水盤があり、正面祭壇の左右に聖ヨゼフ像と聖マリア像があることからカトリックの教会であることが伺われた。入口近くに居た人が是非入って行きなさいと手招きするので、少しだけ中に入ったが、暫く居てそっと出ることにした。

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ミッションスクール 静修女中

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 双連市場を出て暫くゆくと、何か鐘楼のような時計台のようなものが遠くに見えてくる。近づいてみると、それはミッションスクールらしかった。門に静修女中と書いてある。修道院が経営する女子中学校らしかった。

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 門の中には数か国の国旗と、世界各地の現地時間を示す時計がずらっと並んでいたので、もしかすると台湾にあるインターナショナルスクールだったのかもしれない。

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 道の反対側には中庭にルルドと称する聖母マリア像が飾られた岩窟が作られた付属の建物らしい修道院があった。

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