新橋では訪ねてみたい場所が３つあった。その一つ目が掘商店だ。街紹介番組のアド街ック天国だったか、ブラタモリだったかで紹介されていて知った場所だ。確か明治中期頃に建てられたように思っていたが、それは最初の木造のもので、関東大震災で焼失して昭和初期に建て替えられたものらしい。
中世ヨーロッパの教会のような鐘楼が角に据えられた石造りっぽい真四角な建物はおそらく重要文化財のようなものに指定されているのではないかと思われる。現在となっては周りを高いビルに囲まれて縮こまった感じだが、建てられた当時は一際目立っていただろうと想像される。
堀商店は鍵や錠前、建付け金具などの専門店だそうで、今でも営業しているらしいが、訪れた時は休業日だったようで観る事が出来たのはショーウィンドウのみだった。
