親子ふれあい合宿 ６

　杉板細工の回から暫く遠ざかっていたのだが、４年ぐらい後に素焼き陶芸体験と燻製作りという回の公募があったので久々にふれあい体験合宿に親子四人で参加する。素焼き陶芸は粘土を捏ねて縄文土器風のものを作り、それを預けて職員の人に窯で焼いて貰い二週間後くらいに再度受取りに来るという仕組みだった。妻はまさに縄文土器風の入れ物を、私はそれをちょっとアレンジして河童の頭風の燈籠を作ることにした。子供達は動物や恐竜の置物を作っていた。

　翌日の燻製作りというのは段ボールで燻製用の窯を作り、アルコールランプで桜などのチッブを下から燻すというものだったが、企画の安全性の考慮が不十分で、１０組ぐらい居たチームの約半数が段ボールに火がついて燃え上がってしまっていた。我が家はその直前に自家製の燻製窯を作って体験済だったので、燃え上がることもなく、いい具合にチーズ、玉子、肉などを燻すことに成功したのだった。後日受け取った素焼きの燈籠を庭で点してみたのが次の画像だ。