サンジェルマン・デプレ教会を出て、とにかく適当に南のほうへ向かう路地を行くと必ずサンシュルピス寺院に到達する。とにかく大きいからだろう。ノートルダム大聖堂よりわずかにだけ小さく、パリで二番目の大きさの教会だという。ここにも立派なパイプオルガンがある。
サンシュルピス教会は、ベストセラー小説、ダビンチコードの中でも出てくるそうなのだが、小説も読み、映画も観たがどんなシーンだったかは思い出せない。有名な日時計になっている子午線があって、それをローズラインとか呼んでいたのだったかもしれない。
もう全く記憶にないのだが、堂内には立派な聖人の大きな像があって、その足の甲は皆が触るのでぴかぴかに光っていたと当時の日記には書いてある。
ドラクロアの二枚の壁画やユダがキリストを裏切るシーンの壁画など、サンシュルピスには見どころが満載で、何度も訪れたい場所だ。