ワシントン市内観光の最後にはスミソニアン博物館へも寄っている。行ってみるまでは知らなかったのだが、とても広大な敷地で１、２時間で廻れるような場所ではなかった。それで夕方の空き時間に行ったので、一番有名（？）と私が思っていたスペース関連の博物館だけ見ることにした。
当時の残っている写真を見てあらためて、まだスペースシャトルが世に出る前だったのだと今更ながらに思った。何と言っても中心は月面探索を成功させた一連のアポロ計画関連だ。多くの他の観光客と同じく、駐在員に薦められるままお土産に宇宙飛行士用のアイスクリームというのを購入した。実際にはアイスクリームではないのだろうが、食べると本当にアイスクリームを口にしたような気になる不思議な食べ物だった。
スペース関連以外では強く記憶に残っているのは、エノラ・ゲイの本物だった。現物が目の前にあるというのが俄かには信じられなかった。
