昨日も順調に1万3千歩を超えた。山陰本線の旅もいよいよ終りを告げようとしている。安岡から出て、梶栗郷台地(かじくりごうだいち)、綾羅木(あやらぎ)、幡生(はたぶ)を過ぎ、とうとう下関も越えて、関門トンネルに入る。
オコゼのような魚を何度か調理すると、どんどん珍しいものに挑戦したくなってくる。今日取り上げる具材は八角という魚だ。顔がワニのような感じで、なかなかグロテスクだ。しかし、これもオコゼににて白身の美味い魚なのだ。三枚におろして刺身にして、残った骨と大きな背びれはそのまま素揚げにしてカリカリになったのを酒の肴にする。
これとは別の食べ方で、オコゼのように背開きにしてそこに味噌を塗り、じっくり焼き上げてもとても美味しい。