昨日は小舞子から出発して寺井、明峰と過ぎ、小松までやってきた。
マツダ・K360、マツダ・キャロルと似たもうひとつの名車があった。マツダR360だ。私達夫婦の結婚式を司式したのはイタリア人の神父だった。その神父が愛用していたのがマツダ・R360だった。キャロルが反り返ったような平面で囲われたような車体だったのに対し、R360は丸みを帯びたころっとした車体で、どこか頼りなさを感じさせるのに、憎めない可愛らしさといった雰囲気がある。イタリア人神父は祖国の自動車会社、フィアットの車に似た雰囲気をこのR360に感じて愛着を持っていたのかもしれない。