norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

伊達正宗とキリシタン迫害

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 昨日は16000歩を超え、距離としても14kmを踏破した。仙台から東仙台、岩切、陸前山王、国府多賀城と過ぎ、塩釜までやってきた。

 

 青葉城公園では、定番の伊達正宗騎乗の像を写真に撮っているが、これとは別にキリシタン殉教碑という三人の殉教者の銅像を撮っていたようだ。正宗像は憶えていたが、殉教者はアルバムを繰ってみるまで記憶になかった。

 

 伊達藩では西欧と交易を持って栄えようとの下心からキリスト教布教を計った時期があったようだ。支倉常長という人が伊達正宗の命を受けてヨーロッパへ渡っている。西欧使節というと、天正遣欧少年使節団が有名だが、これは長崎から派遣されたもので、伊達藩から派遣されたのは慶長遣欧使節と呼ばれるそうだ。天正の少し後のことになる。中学や高校の歴史の授業で習ったのは天正遣欧使節のほうだったと思うのだが、支倉という名前にも何故か記憶がある。

 

 正宗は西欧交易を進める為に使節を送ったのだが、家康の時代になって幕府の意向に逆らえず、キリシタン迫害を行うようになる。それで出来たのが冒頭の殉教者像だったようだ。