norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

それが答えだ ロケ地を巡る旅 8

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 単身アパートに到着しての三日目はわたらせ渓谷鉄道というローカル線の途中にある水沼という駅構内に温泉があるという場所へ行ってみることにする。

 事前にイベントの動員で土日に自宅に戻れない週があった時に自分一人で行って来たものだったが、家族でそれを体験しようと思ったのだ。

 朝一番の風呂を体験しようと8時前にはアパートを出て最寄りの両毛線伊勢崎駅へ行く。両毛線桐生駅まで行ってわたらせ渓谷鉄道に乗り換えるのだが、箱根登山鉄道をもうちょっと鄙びた感じにしたような鉄道だった。

 この列車(確か二両編成ぐらいだったと思うのでぎりぎりこの言葉でいいと思うのだが)には何と車掌が乗っている。殆ど昔のバスの感覚で、女性車掌はいかにもバスの車掌が持っていそうな小さなカバンを首に掛けていて、車内で切符を販売し改札もするのだ。

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 (駅で乗務員交替の為、駅舎へ戻るバスガイド風の女車掌さん)

それが答えだ ロケ地を巡る旅 7

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 旅の前半で「それが答えだ」のロケ地はひと通り廻ってしまったので、後半は群馬近辺の場所をいろいろ巡ることにする。

 単身アパートに家族と共に辿り着いた翌日は、まず群馬の森という所を訪れることにする。ここは太平洋戦争の頃、軍の試験場だった施設跡だそうで、それに関連した石碑などが残っている。

 広大な敷地内には美術館、歴史博物館があって見学するものに事欠かないが、木陰のある遊歩道が広がっているので散歩するのにも最適な場所だ。

 夜は山梨の高根の湯で風呂に入り損ねたので、ふろ21というかなり広々したクアハウスに温泉に浸かりにゆく。

 ここはサウナ、強力なジャグジー、柔らかなジャグジー、温泉、日変わりのハーブ風呂そして屋外の海水風呂といろいろあって楽しめる。息子は強力なジャグジーがかなり気に入っていたようだが、こどもだけでは危険という注意書きがあり、ちょっと気になってゆっくりサウナにも浸かっていられなかった。

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それが答えだ ロケ地を巡る旅 6

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 増富中学校を見学した頃はもう昼の12時を過ぎていたので、街まで下りて食事をすることにする。持参していたロードマップを見ると、以前温泉を捜して高根の湯という施設に行った時のレストランが近いことが分かり、そこまで行って食事をすることにする。ここは寿司と蕎麦のセットがなかなか旨い。

 それから渋滞の清里、佐久を延々走り、皆んなが車でぐうぐう寝ている中をやっとのことで佐久の高速入り口までたどり着くと、高速も渋滞のしるし。軽井沢のトンネルで渋滞している。霧の深いトンネルとトンネルの間を抜けながら渋滞を走っていく。

 軽井沢の後の碓井峠を抜けてから渋滞はなくなったが、関越との合流後また渋滞のマークが出ているので、当初予定の本庄・児玉まで行かずに手前の藤岡でおり、一般道を使って群馬の森の前を抜けて単身アパートへ向かう。当初の予定では温泉施設のクアハウスへ行くつもりだったが諦め、スーパーで買い物だけしてアパートへ辿り着いたのが6時過ぎだった。

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それが答えだ ロケ地を巡る旅 5 

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 旅行に出る前日に娘にもドラマの第1回を見せておいたので、自分自身もブラバンをやっていて興味があったようで、どんどん先に立って歩いていく。

 ラップ張サイディングの木造の昔ながらの造りの学校だった。妻が職員室を捜しにいっている間に、正面玄関の壁に張られたドラマのポスターを見つけ、やはりここに間違いなかったかと確信する。

 職員室でことわった後、学校内を見学させて貰う事にする。娘が別棟になっている音楽室を見つけて皆んなを呼ぶ。これを見つけたときは息を呑むような感動だった。

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それが答えだ ロケ地を巡る旅 4

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 白州の木陰にある売店で子供達にソフトクリームを食べさせてから再び須玉へ戻ることにする。ロードマップを見ていて町はずれの峠の辺りにぽつんと中学校があるのを見つけてもしやと思ったからだ。増富中と書いてあった。

 峠までは結構遠く、10数キロあった。峠の上にダムの建設工事現場があって、目指したトンネルは工事の為閉鎖されている。もう学校も閉鎖されてしまったのかもしれないとおもいながら、もう少し先まで行って見ようということになって、更に5分ほど奥へ入るが、それらしいものはやはり無い。もう諦めて引き返そうと戻る途中、須玉町と横に記したマイクロバスが細い山道の分かれ道から下りてくるのに気付く。もしや、工事で閉鎖された箇所の回り道ではないかと一応上ってみることにする。それでもう諦めようと言っていたら、その分かれ道を上ってすぐ、学校の看板を見つける。近づいて行くと、何と、あのドラマの学校ではないか。見覚えのある目印である階段が確かにそこにはあった。

 蝉の声のうるさい学校前の樹の下に車を止め学校を見に行くことにする。

 

それが答えだ ロケ地を巡る旅 3

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 須玉町を出た後、今度は白州町に移動する。ここには藤原紀香が大学生アルバイト役で勤めていた喫茶店のロケ地であるペンション、ボーンフリーがある。有名で判りやすいのでそこそこの人が集まっていたが、ロケ地としての感慨はそれほどでもなかった。

 その後、ちょっと迷って工事現場の事務所の人に訊いたりしながら、駒ケ根神社を探り当てる。ここは名水の里で、神社の置くから湧水が流れ出ている。木陰はかなり涼しい場所だった。そしてその奥にドラマで観た通りの吊り橋を見つけたのだった。

 ここは渓谷の登山道の入り口になっていて、ハイカー達が何組も通っていく。水がきれいで、そこにその地の名の通り、花こう岩を細かく砕いた白い砂の川底が透き通って見える。

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それが答えだ ロケ地を巡る旅 2

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 4時半に家を出て八王子から中央高速に乗る。普段は八王子を16号線でそのまま通り抜けて圏央道に繋がる青梅まで行くのだが、この時の最初の目的地は山梨の須玉町、白洲町なので中央高速で須玉インターを目指す。

 何せロケ地は須玉町と白洲町の何処かという事しか分かっていないので、まずは須玉町の町役場とその近くの小学校、中学校を廻ってみる。鄙びたところが似てはいるが、ロケ場所とは違う様子だった。

 それからロードマップに出ていた東大の宇宙線観測所というのを目指して山を登ってみる。宇宙線観測所自体は大した場所ではなかったが、途中の景色がいかにも高原の田舎の風景で良かったのと、一面のひまわり畑が感動的だった。確かドラマの中でもひまわり畑は出てきたように思う。

 帰り道の途中で甲虫がいないかと寄り道したクヌギの樹の傍で、予想どおり甲虫を見つけることが出来た。この樹はおいしい蜜が出ているらしく、スズメバチオオムラサキ、カナブン、小クワガタなども群がっていた。

 ひまわり畑の道端に車を停め、家から持ってきた玉蜀黍と茹で玉子で夏の田舎の景色を眺めながら腹ごしらえをした後、峠を越えて白洲町へ向かうことにする。