地下鉄の駅まで戻って、今度は西門と書いてジーモンという場所まで行くことにする。ちなみに台北には台北車站駅を中心に四方に北門、西門、東門、そして小南門という四つの駅がある。西門の駅を降りた界隈は西門町電影街というそうで、日本で言えば秋葉原みたいな場所だ。
シンジュク・プラザという大きなビルもあって、間違いなく東京の新宿のパクリなのだろう。
アーケードには秋葉原にもありそうな、いかにもという店が並んでいた。
新富市場、東三水街市場などをぶらついた後、同じ道を帰っても仕方ないので少し遠回りしてMRTの駅に向かうことにした。一本、通りを奥に入ると
通りを一本出ると、台北市郷土教育中心と書かれた赤い煉瓦造りの建物の前に出た。前述もしているが教育センタなのだろう。
郷土教育センタは煉瓦造りの建物の一部を再利用して使っているようで、その角から延々と同じ様な煉瓦造りの建物が続いていた。明らかに他の場所の建物と造り方が違う。確かめてはいないが、台湾が日本の支配下にあった時代に日本の指導の下で作られたものではないかという気がしてきた。
建物の一階部分には煉瓦の柱で出来たアーケードがずっと続いていた。暑いので日陰になるこのアーケードの下を歩いていくことにした。
市場を歩いていると、様々な漢字で書かれた看板が目に入ってくる。日本語の漢字とは微妙に違うものが多いのだが、何となく似ているので日本語だったらあの字だなというのは想像がつく。
今日の冒頭の画像はおそらくは金魚寿司と書いてあるのだろうが、意味を考えるとちょっとぎょっとする。
次の画像も想像できるものと、想像もつかないものが混じっている。左から三つ目はおそらくカレー餃子なのではないかと思うのだが、それ以外は何物なのか全く想像もつかない。