norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

台北の夜

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 胡椒餅を買ってホテルへ戻る途中、駅前大通りに面した新光三越という大きなデパートの前を通りかかると人だかりがあって大音響で何かやっている。近づいてみると、ヒップホップとかブレイクダンスのようなものの大会をイベントとしてやっているらしく、ちょうど優勝者が決まったところで司会をしている女性が優勝チームを紹介していた。若者ばかりかなり多くの人達が集まっていたようだ。

 そこを通り過ぎた隣は、何やらロスのチャイニーズシアターみたいな感じの建物だったが、よくよくみると何とそれは台湾式の百均の店ダイソーなのだった。

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胡椒餅

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 夕食が何となく物足りない気がして、娘の提案で台北車站から地下道で大通りを越えた先にある胡椒餅の店まで、胡椒餅を買いに行く事になる。

 胡椒餅は台湾の名物料理のようで、街のあちこちに店があるようだが、人気は様々なようだ。娘も昼間の市場巡りの際にチェックしていたらしく、1時間毎ぐらいに焼き上がる頃には何時も長蛇の列が出来ている店だった。焼き上がりの時間まで近くのお茶屋さんなどで時間をつぶしながら待って列に並び首尾よくゲット出来た。

 何でも美味しいもので溢れている台湾の中にあって、もしかしたら胡椒餅は一番美味しかったものだったかもしれない。ピリッとした胡椒の味が効いていて、パリッとした焼き具合の皮の下からジューシーな肉汁たっぷりの具が出てくるのだ。ちょっと大袈裟だが、この世の物とは思えない美味しさだった。

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二回目の夕食

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 マッサージを受けて身体が軽くなったように感じ、少し元気が出てきたのでちょっといいレストランでフカヒレなどを食べようということになる。ホテルのレストランを試してみようと行ってみたのだが、その夜は予約でいっぱいとの事。それでフロントでいいレストランを紹介してくれないかと頼むが、あまりいい返事がない。三越はどうかと訊いてみるとインターネットのぐるなびみたいなのを引いてくれたが、どうもぱっとしない。それで結局自分達で駅の方へ行って捜すことにする。駅ビルの前日入ったフードコートを抜けて更に奥へ行くと上海湯包館というちょっと高級そうなレストランがあったので入ることにする。しかし、入ってみるとフードコートではないものの、ファミレスという感じだった。ワゴンで調理出来たものを運んできてテーブルの間を巡り、客に薦めて廻る。海老マヨ、帆立の炒め物、クラゲの冷製などと一緒に紹興酒をボトルで頼む。小籠包も3種類ほど頼んでみたが、肉汁に乏しくいまひとつ。それでフカヒレは止めておくことにする。紹興酒も入れて四人で5千円をちょっと超えるぐらい。しかし紹興酒は意外と安く千円を超えていなかった。一番高かったのが海老マヨの1200円ぐらいだった。

 

XX中心

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 昨日紹介した足つぼマッサージ店もそうなのだが、台北の街中を歩いているとやたら中心という文字を目にする。最初、何なのだろうと思っていたのだが、ある時ふと気づいた。英語で言えばセンターなのだ。健康センター、教育センター、行政センターといった感じだ。ショッピングセンターなど日本でも普通に使っている言葉だが、センターが中心という意味だったとは日本に居る時は思いもつかなかった。

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足つぼマッサージ

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 君悦排骨という店で昼食を採った後、服飾品のマーケットをぶらつきたいという妻、娘の女チームと別れて、私と息子はホテルに戻って休むことにする。暫く休んでいると、妻と娘はマーケットで仕入れたという果物類を持って戻ってきたのだが、帰り道に足つぼの店へ寄っていろいろ聞きこんできたらしい。それで、皆でマッサージを受けに行こうということになる。

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 その店は台北駅、台北車站とホテルの間にある雑居ビルの5Fにあって、すぐだった。知足健康中心というのがその足つぼマッサージの店というのか施術所の名前だった。大丈夫かなと思ったのだが、あとでガイドブックで調べるとかなり有名なマッサージの大家の店だったことが判る。店で貰ったパンフレットには日本でも有名な俳優、金城武が宣伝に載っていた。私と娘と息子が全身マッサージを頼み、妻は足つぼマッサージを頼んだ。妻はかなり痛がっていたが、私達は物凄くいい気持でリラックスが出来た。施術後、最後にレセプトという足のつぼの各部位とどんな症状に関係しているか、治療を受けた人が特にどこが悪いかをマーキングしてある診察レポートのようなものを呉れる。30分で日本円で1500円ぐらい。内容からするとまあ安いほうだと思い、次の日も行こうということになる。

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台北 最初の昼食

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 ヒスイのジャンクマーケットから妻と娘が戻ってくると台北駅の近くへ戻って来て、別の市場を捜していたのだが、そのうち昼になってしまったので手近の店に入ることにする。麺の専門店のようで君悦排骨衡陽直営店と書いてあった。排骨というのは確か骨付き豚を揚げたもので、排骨麺というのも横浜駅辺りで目にしたことがあった。衡陽直営店とあるので、衡陽というチェーン店でもあって、そこの直営なのだろうと思っていたが後で衡陽路という通りの名前であることがわかり、君悦排骨というチェーン店の衡陽路にある店という事らしかった。

 想像通り、揚げものがサイドメニューとして付いた汁麺で、骨付き豚肉、魚、鶏が選べるというので娘以外でそれぞれ一つずつ頼む。麺は嫌だという娘は、揚げ豆腐料理と春巻きと野菜の炒め物のようなものを頼んでいた。暑いのでビールを頼もうとしたら店には無いとのことで近くのコンビニで買ってくれと言われる。不思議な感覚だったが、言われるままに隣のコンビニに買いに出る。台湾では食事の際にお酒を呑む習慣がないのかもしれない。

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台北の街角

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 妻と娘の女二人がヒスイなどのジャンクマーケットを覗いている間、息子と私の男二人はずっと待たされることになる。当初、息子はガールフレンドにお土産を買うというので妻と娘に一緒については行ったのだが、すぐに戻ってきた。暇なので道路を隔てた反対側のガード下でやっている花市も観に行ってみたが、大してみるものもなく直ぐに戻ってくる。

 高速のガード下になる交差点の脇は日陰になっていて、多少は涼しい。暇なので道路の様子を見ていると無茶苦茶オートバイが多いことに気づく。赤信号で止まって待っているのは9割方がオートバイで、車は一割ほどだった。

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 市内を走るバスもカラフルで観ていて楽しい。いずれも弩派手な広告なのだが、来るバス夫々が柄が違っているので観てて見飽きないのだ。

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