norimakihayateの日記

現在は私の海外史に特化して記しています。私的な意見ははやてのHomePageへ書いています

教会オルガニスト

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 昨日は札弦を出て、隣の清里町まで来た。

 

 大学生になって暫くして家族で所属していた教会のオルガン奏者を頼まれるようになる。元々、父親が長い間、米国駐留軍基地付属のチャペルでオルガン奏者を務めていて、その後、自分達家族が所属する教会でも何年か務め、その頃はもう引退していた筈だ。私は、コードを基に歌謡曲などを自在に弾くのは得意ではあったが、譜面どおりに弾くのはそれほど得意とはしていなかった。しかし教会の音楽というのは決まったものが多く、何曲かレパートリーがあればやってやれなくはなかった。自分から志願してというのではなく、人数が足りなくて仕方なく引き受けてしまったのだろう。

 綺麗に正確に弾くというのは得意ではなかったが、歌っている大勢の会衆を引っ張るのは得意だった。引っ張るという表現は適切ではないかもしれないが、ちょっとテンポが遅くなってきたときには、伴奏によって少し速くなるように促したり、逆に速すぎる時は、少しずつ遅めになるようにリードすることだ。何番か続きがあってもそろそろ終わった方がいいという時は、弾き方で何となくこれで終わるのだなと会衆に思わせるというのも含まれる。私とは逆で、綺麗で正確には弾けるのに、会衆をリードするのが下手なオルガニストも居た。音大生とか音楽教室の先生などにありがちなタイプだ。歌っている人達の声より、自分の演奏のほうが聴こえてしまうというのだろう。

 

 オルガニストで月に数回当番をこなすようになって数年後から結婚式のオルガンを頼まれるようになる。これも同じ曲を数曲こなせれば務まるので、時々引き受けるようになった。殆どが知らない人の結婚式だ。報酬も出るのでアルバイト感覚で引き受けていたようだ。

 弟の結婚式の写真の中に、自分が弾いているらしき写真が混じっていた。まったく記憶にないが、どうも頼まれてオルガンを弾いたらしいのだ。