norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

大宰府と博多祇園山笠

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 昨日は南福岡から出て、春日、大野城、水城、都府楼南、二日市と過ぎ、天拝山というところまでやってきた。九州に入ってから俄然、駅間が短くなってきた。1kmちょっとしかないところもザラにある。逆に一日の走破歩数は暑さと日照りのせいで、1万歩を超えるのがやっとだ。

 

 この辺りは城とつく地名、駅名が多かったり、都府楼なんとかという駅名が幾つかあったりで、西国の守りの要であったことが窺われる。勿論、防人を治める大宰府もこの辺りにあって、天平時代の大陸や朝鮮半島からの守りの拠点であった。

 

 このブログで度々登場する菅原道真が祀られている太宰府天満宮へは、鹿児島本線の二日市駅からちょっとのところにある西鉄二日市駅から分岐している西鉄大宰府線に乗り換えて太宰府駅までゆくとすぐだ。

 

 大宰府というのと太宰府天満宮というのは同じ場所を示しているのだと思っていたのだが、大宰府跡と天満宮は別のところでちょっと離れている。大宰府は防人など治める地方行政機関なのだが、太宰権師として赴任した菅原道真は一度も登庁しなかったという。このエピソードも何だか菅原道真の性格を表しているようで面白い。太宰権師などと言って任命されているものの、実質は左遷による蟄居で、そんな役所に登庁することは道真の矜持が許さなかったのかもしれない。だざいふのだの字が大を使ったり太を使ったりするのも何か意図的なものがあるのかもしれない。

 

 冒頭の写真はチューリップのアルバム、無限軌道のジャケット。姉が持っていて、亡くなった後、貰い受けたのだったと記憶している。これも何度も擦り切れるほど聴いている。LPレコードの大半はレコード針が入手困難になった頃、MDにコピーしておいた。世の中でMD媒体が廃れ始めた頃に今度はCD-Rに焼き直した。LPレコードのジャケットもMD化した後、処分する前にデジカメで画像として撮っておいた。冒頭の写真はそのうちの一枚なのだが、所蔵しているCD-R集の中に無限軌道が何故か見つからない。

 

 確か無限軌道の中に、博多祇園山笠の祭りのことを唄った歌があった筈なのだが、確かめようもなくなってしまった。