norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

塩尻峠

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 昨日は岡谷を出て塩尻の手前まで到達した。中央本線はトンネルで一気に峠の向こう側へ出るルートと俗名「大八廻り」という辰野駅を経由するV字曲がりで峠を迂回するルートがあるのを今回初めて知った。中山道行脚は当然のことながら峠を歩いて越える。塩尻峠だ。

 

 塩尻峠は大学生になった年に初めて車で越えた。先の新大宮バイパスを初めて走った旅の時だ。10月だったが、峠の見晴台に立った時に雪が舞ったことを今でもはっきり覚えている。諏訪湖の遥か向こうに八ヶ岳の長い裾が見えたようにも思う。

 

 塩尻峠というと、何だったか鉄道事故を題材にした小説があった筈。いや、あれは北海道の話だったから違うか。石狩峠だったかな。作家は曽野綾子だったか・・・。うろ覚えなのでwiki で引いてみた。なんとそれは三浦綾子塩狩峠だった。最近の検索は便利だ。うろ覚えでも間違って覚えていてもちゃんと答えを導き出してくれる。塩尻と石狩から一文字ずつとると塩狩になる。いい加減な記憶だ。

 

 三浦綾子曽野綾子も紛らわしい。どちらもクリスチャンの同世代の女流作家だ。しかもややこしいのは曽野綾子三浦朱門と結婚していて、子供は三浦太郎だ。好きな小説の太郎物語はこの子供がモチーフになっているそうだ。

 

 塩尻峠からだいぶ脱線してしまった。