norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

二度目の足つぼの店

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 台北車站の地下でさんざん迷った後、漸くホテルへ向かう道を見つけ歩いている途中で娘がもう一度、足つぼの店に行きたいと言い出す。もう両替した台湾ドルがそんなに残って居なかったので逡巡していたら、娘が換金した分を貸してもいいと言い出す。おまけに息子もそれなら僕も行くというので妻と別れて二人を連れて前と同じ店、知足健康中心に行ってみることにした。

 予約が無いと難しいかなとも思ったが三人なら偶々空いているという。前回は三人とも全身マッサージだったので今回は足つぼだけを試してみることにする。

 施術中に、やってくれている台湾の人に「台湾人は食事中に酒を呑む習慣がないのか?」と訊いてみる。すると、台湾は飲酒運転の取り締まりがとても厳しく、外食は大抵車で出掛けるので酒は飲まないのだろうとの事だった。

 二回目も終わって外に出ると、身体がぐっと軽くなったように感じた。

  画像はクーポン券付きのタイペイなびというグルメ店の紹介冊子に載せられていた足つぼの店の宣伝画像。

 

台北車站 謎の地下道

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 中正記念堂傍の小籠包の店でたらふく食べた後、夕飯は夜市を試してみようということになり、それまではホテルの部屋で休もうということになる。

 地下鉄で中正記念堂前から台北車站の駅へ戻ったのだが、妻が今のうちにお土産のパイナップルケーキを買っておきたいという。店の場所は朝の散歩の際に確認してあった。部屋にすぐ戻りたいという息子と地下鉄の出口で別れて妻、娘と私の三人でパイナップルケーキの店を捜す。ところがこの辺りにあった筈という場所にどうしても出れない。何時の間にか元の場所に戻ってきてしまうのだ。それで一旦駅の地上階に出てみようということになってエレベータに乗ろうとしていたら、最後に別れた筈の息子が乗って来た。息子も迷ったらしい。駅舎から一旦出て、外側沿いにぐるっと廻ってゆき再び地下へ降りると思っていた場所に出た。パイナップルケーキを10箱も買い占めてホテルに戻りながら地下道の造りを確かめながらあるく。すると台北車站の地下は二層か三層構造になっていて、その何処かに線路が通っている為、南側と北側では細い通路でしか行き来できない構造になっているらしいことがだんだん分かって来る。今日の画像はその南北で行き来出来る通路らしき場所近くに設置されていた奇妙な、というか気持ち悪い鳥人間の像だ。

 

小籠包の店 2

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 中正記念堂からすぐの小籠包の店は龍坊という名だった。日本でいうと街の定食屋みたいな感じの店で、鼎泰豊(ティンタイフォン)に比べると随分庶民的だった。しかしまず最初に頼んだ小籠包は絶品で、人生で最も美味しい小籠包だった。細く切った生姜がいっぱい添えられているのも嬉しかった。

 ここでは他に焼き春巻きや水餃子なども試している。

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 奥のほうではこの店のお嫁さんらしき女の人がずっと餡を詰める作業をしていた。ご主人のほうは出前の配達をしているらしかった。

 

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小籠包の店

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 中正記念堂を観終わった頃、お昼時になる。息子が日本でもテレビなどでよく紹介されている小籠包の有名店、鼎泰豊(ティンタイフォン)に行ってみようというので、日曜の昼間なので混んでいるのではと思いながら日陰を選んで炎天下を歩いてゆくと、やはり店の外まで行列が続いている。

 仕方なく他の店を捜そうということになるが、台湾では日曜の昼間は外食する習慣がないのか、殆どの店は閉まっている。それで一計を案じて、有名観光地の傍なら観光客狙いの店が開いている可能性が高いのではと中正記念堂まで戻ることにする。するとやはり思ったとおりで、何軒か開いている店を見つけ、その中から小籠包を出している店を選ぶことにした。

 

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中正記念堂 2

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 ピラミッドのように立ちはだかる中正記念堂の階段を昇ってゆくと、上には

巨大な蒋介石銅像があった。やはりワシントンのリンカーン記念堂を真似たのではないかと思われる。銃剣で武装した衛兵が左右に一人ずつ、微動だにせず警護をしている。こんなところにも大陸中国と台湾との緊張関係が垣間見られる。

 妻と息子はエレベータで下に降り、私と娘は再び外階段を降りてからぐるっと廻って中に入る。内部には蒋介石関連の品々が展示してあるのだが、蒋介石用の公用車が一際目を惹く。黒塗りのキャデラックで、おそらくは防弾ガラスを備えたものだろう。デトロイトのフォードミュージアムでも大統領専用車の展示を観たことがあるが、こちらも真似しているのではないだろうか。

 

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中正記念堂

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 西門のMRT駅へ戻り、歩き疲れて地下へ降りる石段のところで暫し座り込んで休むことにする。店はまだ開いてないわ、雨は降っているわで、仕方ないので再度MRTに乗って今度は中正記念堂というところへ行ってみることにする。中正記念堂駅で地上にあがってみると雨が上がっていた。中正記念堂は蒋介石を祀ってあるらしく、おそろしく大きな建物と広い広場になっている。その一角を占める国家戯劇院という文化劇場前では何処かのチアリーディングのグループが私服で練習をしていた。

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 正面にある記念堂は階段が高くてピラミッドのようだった。まあ、ピラミッドは大袈裟かもしれないがリンカーン記念堂ぐらいはある。人が豆粒のように見えるのでその大きさが知れる。

 

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西門(ジーモン)のスコール

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 地下鉄の西門駅を出たところで突然の雨に見舞われた。偶々、弘法太子を祀っているという古い霊廟のようなところへ出たので雨宿りの為に中に入る。

 台湾は亜熱帯地域らしく、雨も南国のスコールの様で、一気にどっと土砂降りのように降るが、暫く待っていればすぐに上がってカラッと晴れ上がるようだった。霊廟を出てアーケードの下をずっと歩いて再度MRTの駅へ向かう。

 

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