娘が仕事から帰ってくるのを待ってからワインを開けて呑み始めると外で音がし始める。それですぐに江戸川の堤へ向かうが、既にかなりの人出で堤からなかなか先へ進めない。
河川敷を見渡すと、皆携帯、スマホを手に写真を撮っているのでその灯りが蛍のように暗い地面にあちこちでキラキラ光っていて花火とはまた別の不思議な風景だった。
途中、何か事故があったようで花火が突然中断して一旦戻り掛けたのだが、暫くしてまた再開するので再び河川敷の方へ戻る。
対岸には市川のタワーマンションが夜景の中に聳えていて、住んでいる人はさぞかしよく見えるのだろうと思わせた。