午後の余った時間は鶴川駅から再び小田急にのり、午後は相模大野から江ノ島線に乗り換えてみる。江ノ島線は通っていた高校生の頃からは何十年も経つので、さすがに風景が違ってきている。三つあるなんとか林間駅にはさすがに林は見当たらなくなっており、相模大野駅付近に僅か小さな公園の中に片鱗を残す程度だ。大和駅付近も相鉄線が地下に変わって、大分風景が変わってきた。停車する駅も、中央林間が田園都市線、湘南台が相鉄いづみの線、横浜市営地下鉄が乗り入れているせいか、急行が停まる駅になっている。一方の急行が停まる駅だった長後は不思議な位に寂れている。
六会日大前は昔は単に六会駅だった筈だ。大学の校舎が駅からもう見える。昔の記憶では畑が続く向こうに林があって、その更に向こう側に付属校の日大藤沢の校舎があるだけだった気がする。どんな雰囲気なのか降りてみると、だらだらした坂を上がったところに正門がある。正面の事務棟らしき建物はガラス張りで旧フジテレビ社屋の様だった。
裏の薔薇園があるとのことで行ってみたが、「部外者立ち入り禁止」とあって、薔薇も殆ど咲いていないようだったので、諦めてそのまま帰ることにする。
