norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

2019年盛夏 京都旅行 15

 廻旋橋を渡って天橋立に入る前に、陸地側に突き出たこちらは砂洲ではない砂嘴にあたるのだと思われる岬のような土地に建っている智恩寺という寺に行ってみる。立派な山門の周辺はいかにも観光名所という感じでお土産屋などが並んでいる。

 その後いよいよ廻旋橋を渡ってみる。船が通る際には橋そのものが中央の橋脚を中心としてぐるっと廻り、水路を開けるという仕組みになっている。40年前に来た時も渡った筈だがあまりよく憶えていない。橋の状態から見て少なくとも一度は掛け替えはされているようだった。

 この橋でよく憶えているのは推理小説作家、島田荘司氏の作品群だ。吉敷竹史刑事シリーズに何度も出てくるのだが、確か別れた妻、道子が天橋立のたもとに棲んでいるという設定だったと思う。最初に読んだのは90年代の何処かだと思うがいつかもう一度読み返してみたいと思っている。

 橋のたもとには廻旋橋を動かす操作所のような小屋があって、ハンドルの様なものを操作していたと思うがまさか手動では動かないだろうから電動なのかもしれない。