norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

十年目の年末旅行 熱海 3

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 だるまで昼食を採った後、娘に付き合って民芸品店にちょっとだけ寄ってからすぐに水葉亭へ向かう。熱海駅から5分程度。チェックインの2時丁度ぐらいに到着した。

 車は預けなければならずに、アイスボックスから酒類を下ろすのにちょっと苦労した。すぐ傍でホテルの人が待っていたからで、そそくさと大型のバッグにビール、ワイン等を詰め込んだ。ばればれではあったが、特に咎められることもなかった。本当は、昼食を採って出発する際に駐車場で詰め込み作業をやっておく積りだったのだが、つい忘れてしまったのだった。

 

 水葉亭は、伊豆山の崖っぷちにあって、眺めのいい場所だった。左に夜景がまあまあ美しい熱海のはずれの温泉街が見え、真鶴三ツ石海岸から相模湾がずっと見通せて、対岸の房総半島までが遠く見え、右には初島伊豆大島が大きく見える。

 ロビーが既に建物の6階にあり、用意された部屋は更に上にあがった9階だった。風呂も湯船が19もあるという前宣伝だったが、大小様々な湯船のある大浴場をそこそこだったが、海が一望に見渡せる露天風呂がとてもよかった。

 風呂は時間で入れ替えになっていて、男は湯船の多い大浴場は夕方まで。露天風呂は、夕方までと翌朝。ジャグジー付きの大風呂が夕方から翌日まで。女はその逆というパターン。

 ところが、このホテルの露天風呂と湯船の多い大浴場はホテルの部屋から一部が覗けてしまうのだ。それで女性は夜になっているのかもしれない。

 全部が丸見えという訳ではないものの、ベランダに出て見下ろすと、肌色の人影が動くのが実際に見えた。

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