講演発表の為にやってきたデトロイトには、約一週間滞在した。その間ずっと同じシェラトンユニバーシティインというホテルに宿泊していたのだが、そのホテルではハウスキーピングという、所謂ホテルの部屋の掃除は米国のホテルでは普通に見掛ける黒人のオバサンとかではなく、若い白人女性が多かった。アメリカのホテルは他にも何度か利用しているが、若い白人女性がハウスキーピングをしているというのは他では経験していない。その当時は判らなかったのだが、後で考えるとホテルのあったアナーバーはデトロイト郊外で、ミシガン大などの大学が多い学園都市になってので、学生のアルバイトの需要があったのかもしれない。
同じ設計部署から発表に来ていた、元読売巨人軍の桑田似のＩ氏だが、そんなアルバイト女性と懇ろになりたいと一計し、オリエンテーリングの際に指導されていた枕銭を１クォーター（２５セント）ぐらい置く事と言われていたのに対し、それに日本から持っていった訪問先用のお土産と小さな手紙をチップと共に置いておいたそうだ。結果は推して知るべしだが、完全に無視されたとの事。高畑某氏のようなことは起こらなかったようだ。
今日の画像はイメージ画像。次のはフォード技術者と歓談するＩ氏。
