昨日も二日連続で2千歩台で終り、名和から何とか隣の大山口(だいせんぐち)まで到達した。
欧州調査隊としてベルギーのザベンタムという街に着き、最初に購入したものは道路マップだった。これは調査隊の隊長の命令で各人が夫々一冊ずつ購入し、日々の走行経路の確認の予習に使う為のものだ。まだナビもネットも無い時代で、知らない土地を走るのに紙の地図は必須のものだった。そう言えばこの時代のドイツはまだ西ドイツと呼ばれていた。
数日、ザベンタムで走行訓練を行った後、いよいよドイツへ向かう。最初の宿泊地はデュッセルドルフの郊外だった。デュッセルドルフは商業地区で、業務で来ている日本人も多かった。ここでの自由時間にお土産としてゾーリンゲンの包丁セットとカトラリーのセットを購入している。包丁セットは後に私専用の調理道具となる。
欧州調査隊の最後の目的地はイギリスだった。日本への帰国もロンドンのヒースロー空港からだった。出張の最後に空港で娘と妻にお土産を買っている。娘用にはピーターラビットの柄のロイヤルドルトン製のマグカップとピーターラビットのぬいぐるみのセット。妻には模造ルビーのイアリングを買って帰ることにした。ピーターラビットのマグカップは娘のお気に入りとなり、家を出た今でも使っているそうだ。