一週間ほど前の投稿の際に、辛夷の花の画像が見当たらなかったので、雰囲気だけ近い車窓の画像で代用した。つい先日、いつもの散歩コースで辛夷の花を見つけたので遅れ馳せながら今回載せてみる。辛夷は白木蓮と見分けがつかないとよく言われるが、その場所には丁寧にすぐ横に白木蓮まで植えてあった。これなら間違いようがない。
昨日は信濃境から出て、富士見、すずらんの里と通過し、青柳までやってきた。
富士見と言えば堀辰雄の小説の中に出てくる富士見サナトリウムがすぐに浮かんでくる。風立ちぬに出てくる場所だ。いや、だと思う。軽井沢のほうにもサナトリウムがあるので、どっちだったか・・・。
そう言えば、堀辰雄のサナトリウム関連の小説に出てくる女性も、節子というのと、菜穂子というのがあって、映画の風立ちぬでは、菜穂子の方になっている。語感や修辞的な見た目ではやはり菜穂子のほうが勝っているからだろうか。