norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

ホアン・キム湖 東岸

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 部屋でさっとシャワーを浴びてからビーサンと短パンに着替えて街を歩いてみることにする。ホテルのある通りの南側にホアン・キム湖という大きな湖がある。その西岸に有名なゴチック建築の大聖堂があって、翌日行くつもりだったので、この日は東岸のほうを歩いてみることにする。

 暫く行くとシーフードの店があるのを見つけて食事をする候補にしようと下見に近づいてみると、すぐ隣にスーパーマーケットがあるのを発見する。更にはホテルの東側の道路にコンビニがあるのを発見する。ホテル周辺の大体の土地勘を掴んだところでホテルの近くの道端で作って売っているソーセージ二本と焼鶏4串、更には揚げ春巻き二個を追加し、部屋で食べるのにコンビニにも寄って水と麦酒を仕入れて帰る。ホテルの部屋へ入るとホテル側のサービスで梨が二個届けられていた。

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ホア・ビン・パレス ホテル 2

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 6階の部屋はツインでバスタブの無いシャワー室のみでヨーロッパ風の造りだ。フランス植民地時代の名残なのかもしれない。窓からの眺めは決していいとは言えないが、ベトナムの庶民生活が垣間見られるようでちょっと興味深い。ペトナムで特徴的なのは、どの家でも屋根の上に必ず金属製の水タンクがあることだ。

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ホア・ビン・パレス ホテル

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 空港から約一時間、ハノイの鉄道駅を高架で超えて旧市街に入る。我々が泊まるホア・ビン・パレス ホテルは本当に街中にあって、ホテル正面玄関の前は車が入って来れず、行き交う地元の人とそれを擦り抜け掻き分けるようにして走っている数多くのオートバイで溢れていた。8階建ののっぽビルで客室は二階から七階まで各フロア6つずつしかない。我々には六階の北向きの一室が割り上げられた。最上階はレストランになっている。

 

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ホテルへ向かう

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 空港からホテルへ向かうのに案内人のブー氏に伴われてマイクロバスへ乗込む。一緒に乗るのは前述のバックパッカーオタク氏と女四人連れギャルの一行。ギャルたちは、何処となく森三中鳥居みゆきを彷彿させる。海外は如何にも初めてという感じで、バスに乗り込む前に写真を撮ってくれと頼まれる。浮かれた海外初体験者を絵に描いたようなポージングだった。

 空港からホテルのあるハノイ旧市街まで約1時間。途中で案内人から一人一袋ずつのプレゼントと称するものを手渡される。中にはインスタントのフォーが二袋、ミネラル水、飴などが入っていた。

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ノイバイ空港 到着

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 ハノイ・ノイバイ空港に降り立って入国審査を済ませてロビーに出ると直ぐに現地案内人がみつかった。若い気さくそうな青年で名前はブーという。他にも数組、客が居るとのことで待つ間に両替を済ませておくことにする。現地案内人にレートがいい店というのを教えて貰って行ってみたが、何故か閉まっている。隣に郵便局があって、そこの姐さんがここでも両替するわよと言ってくれたのだが、余りレートが良くないので止め別の店を捜す。結局4、5軒廻ってみると皆それぞれ誤差とは言えないぐらいレートが違う。結局最初に自分たちで見つけた店が一番レートが良かったのでそこで2万円と思ったが、踏みとどまって1万円にしておく。1円が267ベトナムドンだった。

 相客は自分達で勝手に両替に行っていた女四人連れのギャル一行と、バックパッカーみたいなもさっとした感じのオタク系の一人旅男性だった。

 

ベトナム上空 到着

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 成田を立ったのは朝の10時ちょうどぐらいだったが、ハノイ上空に到達したのは午後1時半ぐらい。時差は2時間あるので5時間半ほど掛かったことになる。東シナ海を渡って中国大陸の上に差し掛かった後は、平らな地形に蛇行する河が特徴的な眺めだったが、ベトナムに入って俄然緑の草原(実際には米作の田圃なのだろう)が特徴的になる。その田圃の所々に見えるようになる集落の赤い屋根の家が、お伽噺の挿絵のようだった。そんな頃、飛行機はハノイのノイバイ空港へ向けて高度を下げ始めていた。

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ベトナム航空 ケータリング

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 飛行機が巡航高度に達してから最初の飲み物を妻と一緒にスパークリングワインを頼む。おつまみに付いてきたスナックは日本製の米餅菓子だった。

 機内食は妻と同じ西洋式、というよりエスニック風を頼む。肉を甘辛く煮つけたものがメインで、味は悪くない。ベトナムへ行くという気分が高まってくる。妻が飲物を白ワインとトマトジュースと言って頼んだので、ワインは私用だと思われてしまったようだ。それで慌てて妻が自分用に頼み直す。私は本当は赤ワインにしたかったのだが、頼み直すほどでもなかったのでそのまま白ワインを呑む。食後に通りかかったCAにすかさず声を掛けウィスキーを所望する。妻のほうはすぐに寝入っていた。