norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

中国から電子メール

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 レセプションディナーパーティの後、同僚のT氏と一緒に行くという中国人営業のR嬢とにホテルの外でのマッサージに誘われたが固辞して部屋に戻る。

 部屋の電話で電子メールをトライする為だ。当時はまだ電話回線を使って送信する時代で、ホテルの電話機の電話線にPCを繋いでプロバイダのアクセスポイントに繋ぐのだが、最初上手く繋がらなかったのだが、電話がトーンではなくパルスなのかなと思って変えてみると一発で繋がった。4~5回の接続で会社と自宅にメールを入れて電話料金はトータルで40元ほど。日本円にして600円ぐらいになるのだろう。成田のホテルから自宅へ入れた時に70数円だったので市外通話だったのに安いと驚いたのだが、こちらの方は国際電話だった筈なので意外な安さにもっと驚いたのを憶えている。

 

レセプションディナー

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 上海出張二日目の夜は、現地クライアントを招待客として迎えてのレセプションディナーが開催された。我々は迎える側となるので、入口受付で客の胸に花を付けるのを手伝ってくれと部下の営業課長に言われたのだが、そういうのはコンパニオンに任せておけばいいと口に出しては言わなかったが、少し遅れて会場入りすることにした。

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 宴会途中では我々接客側も含めてビンゴ大会が行われ、私が引き当てたのは開運鋏みセットだった。何でも中国では鋏みは縁起物との事だそうだ。しかし、帰りの飛行機では手持ち荷物に入れる訳にはゆかない。スーツケースは持たずアタッシュケース一つだけで来ていたので、鋏みセットは同僚のスーツケースに入れて貰うことになるのだった。

 

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上海プレゼ出張 交替での昼食

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 上海出張二日目のお昼は少しずつ交替で外に食べに出る。一日目は午後に到着したので、初めての昼食で、同僚のT氏、H氏と連れだって日本料理店へ行くことになった。天麩羅定食を頼んだのだが、味は日本のものと全く変わらない。

 途中から横の席にコンパニオン嬢の二人組がやってくる。1日200元ぐらいで雇われているそうで、当時おおよそ1元が15円ぐらいだった筈なので、3000円ぐらいのバイトということになる。物価はかなり安いようだったので、それでも結構いいバイトではあるらしい。お昼は会社持ちらしくて、50元ぐらいのものを頼んでいた。一日のバイト代の4分の1なので、かなり豪勢な食事のようだった。チャイナドレスで足を組んでいるので、スリットから脚の付け根あたりまでが露わになっていて、かなり刺激的だった。

 

今年も宜しくお願い申し上げます

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 いよいよ2018年の元旦を迎え、このブログのもうすぐ丸四年を迎えることになります。ここまで続けてこられたのも、時々見に来てくださる方々や、丁寧に星マークまで付けて戴ける皆様のおかげだと感謝いたします。

 のりまき、はやての東海道五十三次バーチャルの旅から始めたこのブログも今では「私の海外史」となってもう丸二年近くになってしまいました。

 当分はネタの続く限り、今しばらくは同じ雰囲気で続けて参ろうかと思っています。本年もまた宜しくお願い申し上げます。

 

新錦江大酒店の朝食

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 プレゼの翌朝は8時にはビュッフェの食事に出る。ここも一応のものは揃っているが、味はそれほどでもない。特にパンなどが旨くない。高層ビル屋上階の回転レストランは眺めはいいが、動きがぎくしゃくしていて、心地よくはない。蒸篭にはいった飲茶の中華まんも試してみたが、皮が硬く、中はぱさぱさで、これも美味しくない。何故か上海に来て、これはうまいっ!というものには出遭っていない。

 

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初日、打ち上げ

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 6時過ぎにその日は終了で、営業若手のI氏によるクロージングセレモニーの仕切りを聞いてから、部屋へ一旦戻り、食事の為にロビーに再度集合。前の日に協賛しているH社との合同夕食会があったそうで、その日は我々の会社側のみの食事。案内役の営業I氏が、庶民的な店と言って案内したのが、ホテルを出てすぐの店。庶民的な店というだけあって、安レストランの定食屋みたいな感じで、個室を取る取らないでもめたが、結局少し狭いが個室を用意してもらう。豆腐関係の前菜などが幾つか出て、上海蟹、大海老の辛味炒めなども採るが、概して味はそれほどでもない。特に上海蟹は初めて食べるのでかなり期待は高かった。しかし決してまずくはないのだが、頬が落ちるようなものを期待していただけに、ちょっとがっかり。紹興酒を仕方ないので、やけになったように飲む。

 食事後、嘗て一緒に米国出張したことのある同僚のT氏さんからはホテルのマッサージを誘われたが、断って部屋へ戻って休む。

 

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商品展示

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 上海出張のメインの仕事は、プレゼンテーションの他は、二日間に亘る商品展示の説明員だ。基本は英語で、英語の判らない中国人には、大学生バイトのコンパニオン嬢の助けを借りる。

 来ているのは中国の自動車関連企業のバイヤーが主だ。女性も少なからず居た。

 その当時、日本の自動車関連企業は低燃費技術を売りにしていた。ところが当時の中国企業は燃費性能には全く無頓着で低価格にしか興味がなかったようで、完全な擦違い状態だった。新製品の小型軽量アルミ製ポンプが展示されていたが、「何故わざわざ高いアルミ製を作るのか。我々が欲しいのは安価な鉄製の部品なのだ。」こんな調子である。その時の中国人社会は、日本の太平洋戦争直後の復興時期を見るようだった。

 

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