北投、淡水への小旅行をした台湾二日目の夜は、ホテルから歩いて近くの水餃子の店、洪師父という名の店に入ることにする。英語表記はCHEF HUNGとなっていて、洪というのがこの店の料理長の名で、師父というのがCHEFという意味の中国語なのだろう。水餃子の店と思って入ったのだが、店の名からすると牛肉麺の専門店だったようだ。
水餃子二種類と、ハチスや角煮の入った麺を採る。水餃子は濃い目のタレのものと、もう一つは餡かけのような汁のかなり味付けの異なる2種類だった。
もうひとつの汁麺はハチスという中国料理でしかお目に掛からない独特の具材のもので、いかにも中国という味を堪能する。
店には最初、お独り様の女性が麺を啜っていたが、我々が食べ終わる頃には学生らしい若い男子が大勢でやってきて、入れ替わるようにして店を出た。かなり気楽に入れる店だったようだ。