エールフランスはとてもお洒落で洗練されたセンスを持った飛行機会社だと思う。その事は機内誌一つを取ってみても言える。本日の冒頭の画像は、機内誌の中に載っているエールフランス航空自体の宣伝の一頁だ。お洒落でセクシーでエレガントだ。
そんなエールフランスだが、２００２年の旅でがっかりさせられたことがある。それは機内食に使われていたカトラリーだ。エールフランスのことだからさぞや洒落たカトラリーを使っているのだろうと思っていたのだが、出てきたのは興醒めなアイボリーのプラスチック製のものだった。安物のインスタント食品に使われているような感じのものだ。しかし、これはエールフランスが悪い訳ではなかった。前年に米国いや世界中を震撼させた同時多発テロの影響なのだった。あの時期はどの飛行機会社も異常なまでにテロに対して神経質で、機内から金属製のナイフが一掃されたのだった。
もう一枚、機内誌の写真から。どの飛行機会社の機内誌にもある、その飛行機会社が使っている機体の紹介。しかしエールフランスのは背景色でどれだけ飛行機が映えてみえるかが工夫されている。この頁には載っていないが隣の頁にはその当時まだ使われていたコンコルドの機影も載せられていた。
