昨日は目標としている一日、1万歩に対し5歩足りなかった。益田から出発して戸田小浜を越えたところだ。
私の料理作りの師は何人も居るのだが、代表的な恩師として伊丹十三氏を挙げたい。アルデンテというパスタの茹で方も氏のエッセイを通じて習ったものだ。伊丹氏から習ったユニークなものにアーティチョーク、所謂西洋薊がある。伊丹氏の本を読んでいなかったら、一生涯アーティチョークなるものを食する機会は無かっただろうと思われる。
最初は珍しくスーパーに出されていたものを購入したのだったと思うが、その時は既に伊丹氏のエッセイでその食べ方も知っていたので、これはと思い買ってきて茹でたのだった。
その後、ホームセンターで苗を見つけ、庭の真ん中に植えてみた。実を点けるようになったのは数年後で、それからは毎年6月になると数個ずつ収穫出来るようになった。アーティチョーク摘みは毎年の初夏の恒例行事ともなったのだった。