norimakihayateの日記

現在は私の海外史に特化して記しています。私的な意見ははやてのHomePageへ書いています

EPROM 2716

f:id:norimakihayate:20150505085418j:plain

 昨日はバーチャル行脚で東北本線上を宮原から北上し、上尾、北上尾、桶川と過ぎ、北本まで到達した。リアル行脚では、深川の清澄長屋から清澄庭園、江戸資料館、そして東京都現代美術館と廻って久々に1万4千歩を超えたのだ。

 

 マイコンで制御するエンジンの車両を立ち上げるプロジェクトで、記憶媒体としてメインに用いられたのはEPRОM(イーピーロム)と呼ばれるICチップだ。開発途中ではプログラムや制御データを頻繁に書き換える必要がある。EPRОMはチップの上部にガラスの窓がついていて、ここに紫外線を一定時間照射すると、電気的に書き込まれた記憶データを消去出来て、また新品のように再書き込みが出来るようになるのだ。

 

 機種は2716というもので16kビットという容量だ。これを4連装してメモリ空間としては64kビット、一般的には8KB(キロバイト)という大きさだった。8KBって・・・と考えて、間違いではないかとふと思ってしまった。電子メールで画像を送る際に、相手側のPCの事を考えて重くなり過ぎないようにと、画像を圧縮してメモリサイズを小さくして送るようにしているのだが、数百KBにするというのは相当画素を小さくすることになる。

 今、現在極普通に使うUSBメモリスティックやSDカードは2GB(ギガバイト)ぐらいだろうか。それでも小さい方かもしれない。その数十万分の1という大きさだ。

 

 この2716だが、各社が色んな機器をマイコンで制御するような開発があちこちで始まって、世の中で一気に在庫が底をついた。各社の取り合い状態になったことがある。その当時、設計と呼ばれる部署にいて、資材の調達手配もしていたので、いろんな輸入業者をあたってこのEPROMの調達に奔走したことがある。最初は米国製インテル社のものを使っていたが、マレーシア製、シンガポール製なら在庫があるというので、急遽空輸で輸入したこともある。日立などの日本製が出回るようになってやっと供給が安定したのだった。