norimakihayateの日記

現在は私の海外史に特化して記しています。私的な意見ははやてのHomePageへ書いています

海を見下ろす丘

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 昨日は奈井江を出て、茶志内(ちゃしない)を過ぎ、美唄(びばい)までやってきた。

 

 若い頃、描いていた風景画は、実際に見た景色というのもあるが、架空の空想による物も多かった。所謂心象画というようなものだ。その多くはテレビドラマに触発されて描いたものだ。勿論、実際に自分で何処かで観た風景が元になってはいるのだが、それを基にしてあとは自分の感性だけで画面を構築していくのだった。

 

 今日の画像はそんな一枚。元になったのは十朱幸代さんが主演を務めたNHKの銀河テレビ小説の中の一作だったと思う。東北か、北陸の寒村が舞台で、そこで繰り広げられる哀しい淡い恋の物語だったと思うのだ。景色の大半は伊豆の手前、真鶴駅の辺りの現風景を基にはしているが、その他は空想のものだ。

 この絵は実は、生まれて初めて他人から所望された絵だった。会社に入社して社会人となってすぐの頃、何かで知り合いになった他社の友達グループの一人の女性が偶々私が当時住んでいた借家を訪れたことがあった。その時、彼女がこの絵が欲しいと言ったのだった。その時、偶々この絵を額に入れて自室に飾っていたのだ。何と答えていいか分からず、「貴方が結婚する時になったら、結婚祝いとしてあげてもいい。」とつい答えてしまった。しかし、その人が結婚したかどうか分からない前にその人とは音信不通になったので、絵は私の手元に留まることになった。そんなに上手い絵とも思わなかったが、内心好きな絵ではあったので、他人に渡すのは惜しくもあった。それでも他人から欲しいと言われたのが初めての絵だっただけに思い入れはある。