昨日は一昨日の到達点を双葉の手前と書いてしまったが、地図をよく見たら大野の間違いだった。昨日はその大野から一つ進んで、双葉を越え、浪江との丁度中間ぐらいまで到達した。双葉町、浪江町。原発関連のニュースで何度も刷り込まれるように聞いた地名だ。
冒頭の絵は、福島第一原発の近くに来たら紹介しようと思っていた画像だ。昨年１０月初め、週刊モーニングに掲載された竜田一人（たつたかずと。たったひとりをもじっているという説もある）という漫画家が、作業員となって原発事故現場に潜入し、取材して描いたドキュメンタリー漫画なのだ。作品なので当然著作権があるのだろうが、週刊誌なのでもう二度と手に入らないだろうし、個別作品として発行されるという噂も聴かないので、紹介させて頂きたい。
いつもよく聴いている報道ラジオ番組「ザ・ボイス、そこまで言うか！」で勝谷誠彦というジャーナリストが紹介していたのを、録音で数日後に聴き、慌てて本屋に走ったがなかなかみつからなかった。コンビニ、スーパーも回ったがなくて、最後にイオンの中に入っている書店で、一冊だけ売れ残っていたのを漸く見つけたのだった。
内容はとても生々しいのだが、とても現実の事とは思えないような事がいっぱい書いてあった。事実は小説より奇なりの典型だ。
