軽井沢で遊んだ後は碓氷峠を越えることになる。そろそろお昼になるというので寄ったのが横川駅で定番の峠の釜めしを買ってお昼にしようということになる。M氏はこういうここに行ったらこれを食べるというのに何故かとても詳しいのだ。その当時は信越本線が碓氷峠を越えていたのだが、もう横川駅が今は終点になってしまっている。
この当時、信州方面へ旅行するとなると、定番の駅弁はこの横川駅、峠の釜めしか、高崎駅のだるま弁当ということになる。
実はつい先日、桐生という街の美術館に絵を観に行っている。湘南新宿ラインという何時の間にか出来た路線で新宿から高崎を経由していったのだ。途中の何処からかは高崎線になっていた筈だ。そして高崎駅でちょうど12時だったので、昔懐かしいだるま弁当を購入してホームのベンチで食べることにした。何と言う植物か分からないが山菜でお漬物になっているのがあって、実に懐かしい味だった。脳の奥底に味が沁みついていたようだ。