norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

初めてのパリ・レストラン

f:id:norimakihayate:20160315101735j:plain

 昨日も1万歩を達成したが、日豊本線上では杵築(きつき)から隣の中山香(なかやまが)までの一駅分しか進んでいない。

 

 ジプシーの子供等の襲撃から逃げ切ったところでノートルダム聖堂のあるシテ島を出てオペラ通り沿いにレストランを見つけて入ることにする。ビストロとかブラッスリーと書いてあったように思う。レストランと書かれた店もあるのに何が違うのだろうと不思議に思った記憶がある。日本で言えば、食堂、定食屋、割烹、小料理屋ぐらいの違いなのかもしれない。二階にもあるテーブルに案内された。考えてみれば、パリに来て最初に入ったレストランだった。どう注文していいのかよく判らず、ガイドブックをみながらオードブル一品とサラダ一品とアントレという肉料理を一品採ったと思う。すると二品目のサラダで途方もない量の野菜がボウル一杯出てきて、とても全部は食べ切れない事が分かる。後から頼む積りだったチーズやデザートはとてもじゃないが頼めなかった。サラダを残した時、やってきた太ったボーイが「もう食べないの」と突然日本語で話し掛けてきた。日本人とは体格が違うと思った。

 食べている最中に隣のテーブルにアメリカからやってきたらしい若いカップルが席に着いた。こっそり見ていると、男のほうがボーイを呼んで「ケチャップは無いのか?」と訊いて、無いと言われて憤慨していた。外人でも国によってこんなにも違うものなのだと初めて知った瞬間だった。