昨日も一万歩は達成出来て、隼人から次の国分までは到達した。
南回りの欧州便は三回目の寄港地でカラチに着陸した。ここも給油と新たな乗客を拾う為の寄港だったが、到着したのは深夜で機内待機だったので、殆どの乗客は睡眠中だった。私は機内では眠れないたちなので、妻を含め廻り中がぐっすりと寝入っている中、アテンダントに出して貰うウィスキーやコニャックなどの強めのアルコールを呑みながら、ずっと起きていた。
到着直後だったか、再離陸直前だったか定かではないのだが、機内消毒と称してマスクをした数人の現地人スタッフが、タンクを前部に持つ噴霧器（所謂フマキラーみたいなもの）を持ってやってきて、飛行機キャビン内に撒きはじめた。嘗て白黒の映像でしか観た事が無かった、戦後直後のアメリカ占領軍によるＤＤＴ散布を思い起こさせた。その当時のその国では、そういう事は当たり前の事だったのだろうが、あらためてとんでもない国に寄港しているのだと感じた出来事だった。
画像はイメージで、この時のものではなく、別の旅行の際の夜間の機内映像。
