norimakihayateの日記

現在は私の海外史に特化して記しています。私的な意見ははやてのHomePageへ書いています

文字絵

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 我がコンピュータ史の最初に登場するのは、文字絵だ。

 

 多分、私が小学生の低学年か中学年頃ではないかと思われる。その頃、父親は米国在日駐留軍の基地に勤めていた。仕事はコンピュータのプログラマだった。父親は神学校の中退で、第2次世界大戦に突入して麦酒工場に勤めたり、船乗りになったりしていた。船に乗っていた時は事務長をしていたらしく、事務方、つまり文系である。戦友だった人は機関長をしていたそうなので、どっちかと言えば理系だったのかもしれない。それはともかく、別に若い頃にコンピュータの勉強をした訳ではないらしい。そもそも父親が若かった頃、コンピュータなるものはまだ無かった筈だ。

 

 終戦後、何時からかは知らないが在日米軍基地で働くようになって、その中でプログラマーという仕事に就くようになったようだ。小学生の頃、プログラマーというのがどういう事をする職業なのか知る由もない。

 

 そんな中で、クリスマスになると父親が仕事場から持ち帰ったのが、如何にもアメリカという雰囲気の毒々しい色のデコレーションに飾られたクリスマスケーキと、何だか知らない長い白い紙に打ち込まれたクリスマス関連の絵だった。その年によって、サンタクロースだったり、クリスマスツリーだったり、色々デザインは変わったが、何等かのクリスマス関連の絵が文字を使って描かれたものだった。そういうものを文字絵というのだと知ったのは、大人になってからだった。今では2chなどで普通に登場する文字絵だが、父親の職場では誰だか分からないがクリスマスが近づくとコンピュータを悪戯で使ってそんな絵を作っては皆に配っていたようだった。

 

 大型計算機のアウトプットとしてはラインプリンターというものがあって、それに一行ずつ文字を印刷してアウトプットするものがあるなどというのを知ったのも大学に入ってからで、父親が持帰るその文字絵がどうやって作られていたのかなど知る由もなかった。同じ絵が繰り返し打たれた巻紙のように長いラインプリンタのアウトプット紙を飾りにして欄間のあたりに貼っていたのをよく憶えている。

 

 今日の画像はネットから子供の頃に見た文字絵の似た様なものを探し出してきたものだ。