norimakihayateの日記

現在は私の海外史に特化して記しています。私的な意見ははやてのHomePageへ書いています

パリ最初のレストランでの食事

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 ノートルダム大聖堂に入った時点で午前11時を過ぎていたので、一時間ほど堂内を見学した後、食事に一旦出ることにする。

 17年前に大聖堂が見えるセーヌ川沿いのレストランで食事をした覚えがあり、そこを捜したが見つけることは出来なかった。カルチェラタン界隈を暫く歩いて、一軒のレストランを見つけ入ってみることにする。ギャルソンが外のテラスに1テーブルだけ空きがあると薦めてくれたが、あまりに暑かったので屋内のエアコンが効いている場所にして貰う。従業員が伝票の整理みたいな事をしているテーブルがあったので、あそこでもいいかと訊くと席を作ってくれた。窓のすぐ傍で、隣の建物に蔦が一面に這っていて涼し気だった。

 ちょっと暗めの店内は古い時代のパリの写真などがアンティーク風に飾ってあって、なかなか雰囲気のいいレストランだった。

 

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ノートルダム大聖堂

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 サンテティエンヌ・デュモン教会を見物した後は、カルチェラタンの下り坂を降りてセーヌ河畔へ出て、ノートルダム大聖堂へ向かう。我々夫婦にとっては、17年ぶり、四度目の来訪になるが、子供達には初めての威容だ。これまでは真夏の8月にしか来たことがなく、6月中の来訪は初めてだが、こんなに混んでいるかというぐらい混んでいて、ただ単に中に入るだけなので列を作って並ぶ状態。列に並んで入るというのは初めての経験だった。SPのような係員が列を誘導していた。

 それぞれで観たい場所が違うので、まだ小学生の息子だけは妻が引率し、私と娘はそれぞればらばらに集合時間だけ示し合わせて、それぞれで廻ることにした。

 

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サンテティエンヌ・デュモン教会 2

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 昨日に引き続いて、今日もサンテティエンヌ・デュモン教会を紹介したい。今回は内部を中心に紹介する。

 サンテティエンヌ・デュモンの内部の見どころは何と言っても精巧に作られたステンドグラスだろう。大きさの迫力は無いものの、聖書を題材に描かれている色鮮やかな絵が美しい。

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 このキリストの磔刑のステンドグラスも色は多彩ではないにしろ迫力がある。

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 このステンドグラスに描かれているのはサンテティエンヌデュモン教会そのもののようだ。右後ろにもうひとつお堂があるが、今は無い聖ジュヌヴィエーヴ修道院の建物なのだろう。

ステンドグラスも美しいが、堂内には幾つもの彫刻と絵画がある。絵画も聖書を題材にしたものが殆どのようだ。

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 こちらは聖母マリアが懐妊したのがキリストであると天使に告げられる所謂受胎告知の場面だ。

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 こちらはキリストの誕生を祝う為に東方から訪ねてきた三人の博士を描いた公現を描いたものだ。サンテティエンヌ・デュモンには紹介しきれないほどの素晴らしい美術品で溢れている。

 

サンテティエンヌ・デュモン教会

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 パンテオンの次は少し坂を下ってサンテティエンヌ・デュモン教会に出る。この教会については2016年の3月に二回に亘って紹介しているので、なるべく被らないようにする。

 2016年の記事では省略したこの教会の由来について触れてみる。この辺りは聖ジュヌヴィエーヴの丘と呼ばれていたそうだ。聖女ジュヌヴィエーヴはパリの街の守護聖人で、元々はこの地に聖ジュヌヴィエーヴ修道院というのがあったようだ。その修道院の中に付属教会としてあったのが聖エティエンヌ・デュモン教会で、聖ジュヌヴィエーヴ教会は別にあってそれがその後パンテオンになったらしい。修道院はこの場所に大きな道路(多分サンミッシェル大通り)を通す為に壊されて、残った一部のみが高校の校舎として使われているそうだ。聖女エティエンヌも聖人で、今残っているサンテティエンヌ・ディモン教会には両方の聖女の像が飾られている。

 

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パンテオン

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 リュクサンブール公園を出て、サンミッシェル大通りを渡ったところでアメリカ式ファストフードの店で涼んだ後は目の前に見えているパンテオンという大きな建物へ向かう。途中、絵葉書や使い捨てカメラなどを置いている旅行者向けの店があったので、盗られてしまったデジカメの代わりに使い捨てカメラを買うことにする。フランス語しか喋れない店員でなかなか言葉が通じない。仕方なく奥のほうの商品を指さすと別の女性の店員が出てきて「それなら、フラッシュ付きと無しの両方が入った3個入りのセットがお得よ」というような感じの事をフランス語で言ってきたように思えた。早口だったので全部は聞き取れなかったのだが、大体の様子は判ったのでそれを買うことにする。私は専ら8mmムービーカメラで撮影していたので、娘と息子に一つずつカメラを渡し、好きに撮っていいよということにする。

 パンテオンでは何やら式典をやっていたようで、制服を纏った騎兵隊のような兵士が一杯並んでいた。

 

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リュクサンブール公園

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 サンシュルピス寺院から小路を抜けて美術館のあるリュクサンブール宮殿の北側に出る。塀沿いを西側に歩いて行くと公園内に入れる門の前に出る。ここから宮殿の脇を抜けて広大な公園の北半分はプラタナスか何かだろうが灌木がいっぱい植わっていて、木陰になっていて涼しい。この年はパリが記録的に暑かった年だった。まだ朝の早い時間だったが、日差しが異様に強い。公園南側の噴水のある廻りは木立が無くなるのでむしょうに暑い。すぐに公園を突っ切って大きな通りを渡り、アメリカ式のファーストフードの店に入る。そこはエアコンがギンギンに効いていて、チキンのセットとコーラを頼んで暫く涼んでいくことにした。

 

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生活の音がする小路

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 この路の事は1年半ほど前、2016年2月16日の記事にも書いている。パリで一番好きな小路だ。しかし、場所を間違えていた事につい最近気づいた。サンジェルマンデプレ教会からサンシュルピス寺院に至るまでの路と書いていたが、何枚かの写真を観返しているうちに、サンシュルピス寺院からリュクサンブール公園へ至るまでの路だと判ったのだ。去年載せた写真の道幅が記憶より広いので変だなとは思ったのだが、どちらもサンジェルマン大通りから南北に通る小路であるのは違いなく、頭の中でごっちゃになっていたのだろう。

 遅い朝食が終わった後のお皿を片付ける音のような、パリを地元として棲んでいる人達の生活の音が聞こえてくるような、生活の気配が感じられる通りだ。