アツギナイロンの角をから南へ向かうと細い路地になって有馬中学校へと続いている。この辺りから大山山系の端のほうに霊峰、富士の姿が見えるようになってくる。
目印となるものとしてはゼロックスの研究所があった筈だ。2009年の時もその建物を観た気がするのだが、今地図を確認すると見つからない。いろいろ調べてどうも富士フィルムビジネスイノベーションという会社がそれだったようだ。50年ぐらい前はコピー機の世界で全盛を極めていた頃ではないかと思われ、当時でも海老名近辺ではとても大きな会社だった筈だ。富士フィルムと米国ゼロックスの関係も複雑だ。これも時代の趨勢を思わせる会社のひとつかもしれない。